この映画は・・・1
デッドゾーン
ポール・バーホーベンの『氷の微笑』しかり、ティム・バートンの『シザーハンズ』しかり。
日頃はカルトな作品ばかり作っている個性派(変態、の文明的な言い回し)監督が、なにかの弾みで一般受けする映画を撮ることが映画界にはままある。
それはまあ、『氷の微笑』の血糊は異常に粘着質だし、『シザーハンズ』もいつものバートン.ブラックが画面の核をなしてはいるのだけれど、他のやりたい放題やってる作品(『スターシップ・トゥルーパーズ』やら『マーズ・アタック!』やら)よりはマシというか、「おれ、これ好きなんだ」と他人に勧めても、人格を疑われずに済むレベルの映画というか。
デビツド・クローネンバーグ監督が80年代に撮った本作『デッドゾーン』も、そうした「弾み系」の一本に数えられるべき作品だ。
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