海外の凄いひとたちの歴史・・・その5
★アルフレッド・P・スローン
拡張戦略に夢中のデュラントはもちろん、大株主のデュポン家も戦時・戦後の自社の火急の問題に没頭して、他を顧みる余裕がありませんでした。
「スローンもほかのGMの幹部に劣らず、日常の問題に追われていた。…(中略)…しかし、スローン自身はこうした状態に疑問を抱いていたから、みずからの発意によって、時間をみつけては、どうしたらこうした重大な必要に応えられるかについて、広範な研究を行うことができたのである」
この「組織研究」は1918年夏ごろから書きはじめられ、翌年の終わりか1920年はじめに完了したらしい・・・。
すぐデュラントにこれを見せたのですが、彼はまったく関心を示さなかったようです。
さすがにがっくりしたスローンは、会社を辞めようとまで思いつめたものですが、前述のようにちょうどそのころ、幸か不幸かGMは火の車になりはじめました。